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若者のパーソナル・リカバリー支援研究会

【本会立ち上げの経緯】
 2020年春からCOVID‑19禍が始まり、学校は一斉休校、会社はリモート環境を整備するなど、国民が力を合わせてこの未曾有の事態を凌いで来ました。しかしながら、その間、若者の生活リズムは崩れ、少子化であるにもかかわらず不登校者数は過去最高を更新しました。臨床現場でも強迫症・不登校・ひきこもり相談は増え、彼らの後年に与える影響が危惧されます。
 そこでこの度、若者の心と体の健康づくりを目的に、認知行動療法の専門資格を有する臨床心理士・公認心理師による支援団体を立ち上げました。2020年8 月より検討開始し、翌2021年に本会が発足しました。

【本会の目的】
 京都市と周辺地域において、心の病ならびに不登校・ひきこもり・性的困りごとを呈している概ね30代までの若者と子どもとその家族と関係者に対して、当事者の意思でサポートを求める時、情報提供・社会参加の機会提供・心身の回復プログラムの提供・当事者やその家族のネットワークづくり等に関する事業を行い、子どもと若者の生きる力の回復並びに健全な社会構築に若者が参画し、寄与することを目的とします。

【本会の事業】
(1) 京都市と周辺地域における心の病や、不登校・ひきこもり・性的困りごとを呈している概ね30代までの若者と子どもへのサポート事業。
(2) 京都市と周辺地域における心の病や、不登校・ひきこもり・性的困りごとを呈している概ね30代までの若者と子どもの家族や保護者へのサポート事業。
(3) 心の病や、不登校・ひきこもり・性的困りごとを呈している概ね30代までの若者と子どもに対する居場所づくり、フリースペース・親の会等のネットワークづくり事業
(4) 上記事業に関わる広報普及啓発事業
(5) その他この会の目的を達成するために必要な事業

【本会のメンバー】
別司ちさと(京都ここてまる、いしやまクリニック)
宮秋多香子(大阪成蹊短期大学、大阪府スクールカウンセラー)
阿部壯一郎(京都ここてまる、あべカイロプラクテック)
平田裕也(BTCセンター、森本メンタルクリニック)
吉川千香(BTCセンター、愛知県/名古屋市スクールカウンセラー)
鈴木伸一(早稲田大学 人間科学学術院)


【主な活動】
◯強迫症&社交不安症を呈する若者に対するキャンプを活かした集団療法
プレ開催…2021年8月、滋賀県近江八幡市の日本リーダー養成協会施設。
2022年度…2022年11月、奈良県吉野郡黒滝村
2023年度春開催…2023年5月、奈良県吉野郡黒滝村

2023年度秋開催…2023年11月2日〜4日、奈良県吉野郡黒滝村(予定)



【研究活動】
2023.5…第15回
日本不安症学会、ポスター発表
2023.10…第49回 日本認知・行動療法学会、ポスター発表(予定)

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